2012年5月16日 (水)

■本の紹介■TLIになりました

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PMP試験対策【殿堂入りメルマガ】               20120516
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INDEX
■本の紹介
■TLIになりました
             有限会社システムマネジメントアンドコントロール
                      http://www.meridionalis.com/
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 野村です。ご無沙汰しております。私の生活は、現在もなお、微妙に震災の影
響が続いています。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 この間、2つの目標をクリアしました。1つは、FB上の勉強会グループの構築、
1つは、TLIの取得、です。

 さて、今回は、PMP試験に向けて必要な本の紹介です。

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○Facebook(少しFBページらしくなってきました)
http://goo.gl/Dsdje
○Twitter
http://twitter.com/systemmanagemen/
○FB上の勉強会、「PMPを目指す人の勉強会」
https://www.facebook.com/groups/pmpexamprep/
↑Facebookを有効利用できたな!と、思っています。是非ご参加を!
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○PMP試験対策系講座

PMP試験対策
http://www.meridionalis.com/exam-prep/pmp_prep.html
PMPを目指す、コアの要素、満載です。弊社フラッグシップコースです。一度落
ちた方にも、お勧めのコースです。

PMP試験重点対策  
http://www.meridionalis.com/exam-prep/pmp_prep_advance.html
PMBOKガイドにとらわれない、試験対策1日コースです。ですが、重点+とセット
のほうが、ずっと効果があるとおもいます。Content Outlineを題材にしていま
す。一度落ちた方は、このコースに手を出してしまうようですが、試験対策を受
講されたほうが良いように思います。

PMP試験重点対策+ 
http://www.meridionalis.com/exam-prep/pmp_prep_advanceplus.html
本来、重点対策とセットのコースです。総復習と、四択以外の演習によるコース
です。四択だけ解く、暗記する、そういった学習方法だけでは十分ではありませ
ん。
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■本の紹介
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 今回は、FBに、本の紹介を書きました。メルマガには、まとめ、を、書きます。
それぞれの本、個別に、細かくは、こちらをご覧下さい。FB上ですが、ユーザー
登録不要です。
→https://www.facebook.com/systemmanagement

●セミナー受講前から、必ず読んで頂きたい本
・世界一わかりやすいプロジェクト・マネジメント【第3版】
・A Guide to the Project Management Body of Knowledge: Official
Japanese Translation(プロジェクトマネジメント 知識体系ガイド PMBOK
ガイド) (日本語版)
・A Guide to the Project Management Body of Knowledge: (Pmbok Guide)
(英語版)

 上記3冊は、セミナー受講前から、試験直前まで、繰り返し繰り返し読んでいた
だきたいのです。分厚いから心が折れそうに・・・なっちゃうかもしれませんが、
それでも、読まざるを得ません。何より大切なのは、部分ではなく、全体です。
プロジェクトマネジメントのゲシュタルトを脳内に構築することが最優先課題な
のです。

●セミナー受講後に必要となる本
・プロジェクトマネジメント・プロフェッショナルー論理と知覚を磨く5つの極意
・PMP試験合格虎の巻 新試験対応版ー重要ポイント解説+演習問題・模擬試験
・PMP試験精選問題集

 セミナー受講後、多くの人は自習に突入します。四択だけが学習方法ではあり
ませんが、四択をやるとなんとなく落ち着いてしまう人が多いのも実体でしょう。
四択を解く→間違えた一問に30分かける、を、繰り返して下さい。
 また、峯本さんの本がしっくり来る状態が、合格レベルです。

●プロジェクトマネジメントの周辺、背景を理解しておくために必要な本
・マネジメント(ドラッカー)
・マネジャーの実像 「管理職」はなぜ仕事に追われているのか(ミンツバーグ)
・ザ・ゴール ー企業の究極の目的とは何か(ゴールドラット)

 マネジメントの経験と素養が十分な方は不要ですが、PMPを目指している過程
だと、やはり、補助が必要になると思います。ドラッカー、ミンツバーグ、ゴー
ルドラットは、マネジメントとは何かを考えるために、有益だと思います。

●その他
・ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書
・PMP Exam Prep: Rapid Learning to Pass PMI's PMP Exam--on Your First
Try!
・Project Management: A Systems Approach to Planning, Scheduling, and
Controlling

 ビジネスモデルジェネレーションは、流行です。プロジェクト憲章作成の前段
に必要となります。英語の本は、是非挑戦してほしいな、と、思います。英語っ
て嫌いな人が多いですけど、そんなに大変じゃないですよ。

 本件、質問はお気軽に!

■TLIになりました
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 GW直前、真夏のBangkokで、ThinkBuzan Licenced Instructorを取得しま
した。つまり、Mind Mapのトレーニングを実施できるようになった、というこ
とです。
 え?野村がマインドマップ?と感じる人も居るかもしれませんが、おそらく、
7年くらい前から興味を持って少しずつ取り組んできました。マネジメントを磨く
ツールとして、今後、取り扱っていこうと思っています。一枚書けば天才になる、
というようなツールでは【ありません】。単なる【思考時間の短縮】のためのも
のだと思っています。

 それではまた次号。

 本メールマガジン、PMP試験、PMP資格などについてご質問やご意見、トレー
ニング(セミナー)を受講されたかた、されていない方からの合格・不合格の報
告、PMP受験体験、私宛の叱咤激励のお便りなど、どうぞ、
pmpseminar@meridionalis.com までお寄せください。
 よろしくお願いいたします。
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【PMP試験対策 321号】
発行・編集元:有限会社システムマネジメントアンドコントロール
       system management and control, limited
       PMP EXAM PREP MAIL編集部
問い合わせ:03-5292-2185 pmpseminar@meridionalis.com
WEB:http://www.meridionalis.com/
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twitter:http://twitter.com/systemmanagemen

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※本誌、まぐまぐ版は、配信会社からの広告が入りません
Copyright(C)2012 system management and control, limited.
転載を禁じますが、本メールマガジンの紹介のために、
ご友人ご同僚に転送していただくことは構いません。是非ご紹介下さい。
PMP、PMBOK、PMIは、それぞれ米国PMIの商標(R)です。
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2012年2月16日 (木)

■Facebook上で勉強会やってます■復旧復興に携わる人を支援します

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PMP試験対策【殿堂入りメルマガ】               20120216
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■Facebook上で勉強会やってます
■復旧復興に携わる人を支援します
             有限会社システムマネジメントアンドコントロール
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 野村です。今回は、Facebook上の勉強会の告知です。これまでに受講された
方、そうでない方、一緒に勉強しましょう!既に数人の方が、学習をはじめてい
ます。これまで、受講された方を中心に運営していましたが、効果が実感されて
きたので、このあたりで、オープンに参加者を募集したいと思います。特に期限
はありません。下記、本文を参照下さい。

 本の紹介は次回あたりに。

 今週金曜からの試験対策、かなり空席有ります。参加してみたい方、木曜16時
までに一報を!

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○PMP試験対策系講座

PMP試験対策
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PMPを目指す、コアの要素、満載です。弊社フラッグシップコースです。一度落
ちた方にも、お勧めのコースです。
           2012年2月17日(金)-19日(日)
          【今週木曜16時までにお申し込みを!】
           2012年3月16日(金)-18日(日)

PMP試験重点対策  
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PMBOKガイドにとらわれない、試験対策1日コースです。ですが、重点+とセット
のほうが、ずっと効果があるとおもいます。Content Outlineを題材にしていま
す。一度落ちた方は、このコースに手を出してしまうようですが、試験対策を受
講されたほうが良いように思います。
           2012年3月24日(土)

PMP試験重点対策+ 
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本来、重点対策とセットのコースです。総復習と、四択以外の演習によるコース
です。四択だけ解く、暗記する、そういった学習方法だけでは十分ではありませ
ん。
           2012年3月25日(日)
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■Facebook上で勉強会やってます
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 まだまだFacebook(以下FB)が日常というほどにはなっていないとは思いま
すが、FB上に、PMPを目指す人の勉強会グループを作りました。現在、10名弱
の方が参加し、私やPMPホルダーの方、あるいは学習中の方で質疑応答やディス
カッションを行っています。

○こんな人にオススメ
・なかなかペースが掴めない
・周囲にPMPを目指す人が居ない
・野村にメールで質問するのは、なんとなく腰が引ける(FBは、質問しやすい
です!)

 さて、この会への入会方法です。
○既にFBのアカウントを持っている
 こちらのURLからアプローチされるか、
https://www.facebook.com/groups/224982587590357/
あるいは、「PMPを目指す人の勉強会」というキーワードで検索してみてくださ
い。非公開グループですが、誰が参加しているかなどは、非参加者でも観ること
ができます。そこから、入会申請してください。解らなければ、野村宛に、質問
してください。

○FBのアカウントを作るところから
 FBは、何か?というところからスタートするなら、
http://f-navigation.jp/about/
あたりがおすすめです。だいたい知ってる、という方でしたら、
http://www.facebook.com/
から、アカウントを作成してください。その後、ログインがちゃんとできるよう
になったら、上記の手順で、勉強会にアプローチしてください。
 弊社のFBページはこちらです。
http://goo.gl/Dsdje
是非、いいね!してくださいね(すみません、営業っぽくて)。

 最後に。このFBグループの運営は、私、野村が会社として行っています。です
が、かなり自由な雰囲気で運営されています。特にヒエラルキーがあるわけでも
ありませんが、なんとなくのルールのようなものは存在しています。基本、FBの
文化をそのまま・・・・という感じで当面行ければと思います。
 参加条件は、FBで活動できる人、という感じではないかな、と思います。あま
り所属を明らかに出来ない方もいらっしゃるとは思いますが、うまく馴染んでい
ただければ良いかと思います。

 本件、質問はお気軽に!

■復旧復興に携わる人を支援します
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 2012年1月1日から最低1年間、【復旧支援割引き】を行います。復旧復興に
携わる岩手、宮城、福島在住の方で、弊社試験対策系講座を受講される方は、
70%OFF致します(セット価格は適用になりませんが、通常価格から70%の割引
きが適用になります)。弊社野村は、昨年の震災後も、従来とかわらず、毎週の
ように宮城・福島を訪問しています。弊社もようやく、復旧が完了し、支援の側
にまわることができるようになりました。割引きを希望される方は、
pmpseminar@meridionalis.com までメールでお問い合わせ下さい。

 それではまた次号。

 本メールマガジン、PMP試験、PMP資格などについてご質問やご意見、トレー
ニング(セミナー)を受講されたかた、されていない方からの合格・不合格の報
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pmpseminar@meridionalis.com までお寄せください。
 よろしくお願いいたします。
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2012年2月 5日 (日)

■会議マネジメント往復書簡4

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PMPのための実践プロジェクトマネジメント           20120205
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INDEX
■会議マネジメント往復書簡4
             有限会社システムマネジメントアンドコントロール
                      http://www.meridionalis.com/
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 野村です。

 会議マネジメントコースの実施可否判断が延期されました。月曜夕方まで、募
集します。なかなか開催が決定できず申し訳ないです。

 今日は、勉強会で、加子さんをお招きし、ぐるぐるワークショップを開催しま
した。明日は大阪で、実践スコープマネジメントを開催します。企業内研修で、
一番人気、です。

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http://goo.gl/XFimS
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○【新コース】プロジェクト会議マネジメント
プロジェクトの多くの意思決定の局面は、会議の形式で行われます。何事もなく
進んでいるなら、会議はさほど重要ではありません。また、本当は意思決定が必
要なのに先送りしてしまうと、残念な結果になってしまいます。もう一度、会議
とその参加の仕方、どんなコンピテンシーが必要か、考えてみましょう。
 2012年2月12日
http://www.meridionalis.com/pdu/Conference.html

 その他日程については、是非、【リクエスト】してください。調整します!

> >        http://www.meridionalis.com/misc/schedule.html
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■会議マネジメント往復書簡4
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 前回からのつづきです。私から十返さんへのメール、です。

----8X----8X----
十返様

往復書簡、楽しいです。
さて。ゴールは決まっているべきだ、と、意思決定しない、は、矛盾しないで
す。意思決定しないケースは2つしか無く、「材料があと少しで揃うなら、待
つ」ケースと、「そもそも1つ戻って考えれば、意思決定する意味が無い」とい
うケースです。ゴールは決まっているべき、と併せて考えると、見えてくるの
は、「とりあえず先送り」は【ダメ】ということ、です。待つ、と、先送りは、
全く異なりますね。なにしろ大東亜戦争の教訓の一つに、先送りしていると、選
択肢が減っていく、というのがあります。全員が意思決定の主役を譲り合ってい
る間に、交渉の余地が無くなっていたのですね。

会議の価値は、意思決定そのものではなく、後の実行にある、というのは、マネ
ジメントの着眼点として正しいものだと感じます。赤字が続いている案件の打ち
切りという意思決定の価値も、次期からの赤字削減による利益向上だけではな
く、資源の最適化、教訓の共有、プロセスの改善、学習・・・やはり実行されな
ければ、それらの価値は享受できません。

現在某所で、圧倒的なコスト削減を行っていますが、やはり、抵抗勢力が居て、
現状を変えずに・・・と、考えるわけです。もちろん必要以上に変える必要はな
いでしょうが、これをチャンスととらえ、新たな価値を創造したほうがマシだと
日々思っています。

さておき話は会議に戻ります。実行してナンボというのは、本当に良い話です。
先送りがどれだけ無駄か、という逆説的な説明にもなります。ミンツバーグ的に
は、計画そのものではなく実行に力を入れなければ、という話とも繋がります。
そして、ご指摘頂いた通り、覚悟なのです。決めるとは、実行する、というコ
ミットメントであり、覚悟なのです。

実行してナンボ、そこに、マネジメントの本質があると思います。

会議の付加価値にうつりましょう。
意思決定と場作りの2つに付加価値を見いだせますが、どちらも、「なんとなく
そこに転がっている」ようなものではなく、「どちらも意図的に、しかも、発生
してくる」ものだと感じます。

これを十返さんは、おそらく、ドラマ性と表現しているのだと思います。私はド
ラマ性をあまり重要視しない人間なのですが(笑)、十返さんの説明はなんとな
く納得できます。最大多数の最大幸福に至る共通認識のドラマ。私だと、後に述
べようと思っていた、「心の仕組み」を利用します。何が言いたいのか、という
と、「賛同、賛同!」が、賛同ではないのです。

馬鹿げたポピュリズムの結果、「なんとなく、XXXXに賛同」という大きな流れに
よって、現在の我が国の政権が「明確に選択され、決定」されてしまいました。
この国民の意思決定は、果たして正しいのか?というと、どうなのでしょうか。
無論、小泉政権に始まる流れ(というかドラマ)は無視できませんが、全体が、
無責任な覚悟の無い賛同で流れた感じがあります。

この国民による意思決定は失敗でした。人のこころの「賛同」「同意」は、そん
なに甘い物ではありません。だから、全く落ち着かない状況にあるのです。明瞭
な議論が無かったため、なのですね。意図的反論者が、きちんと反論しなかった
ことが最大の問題です(どっちが与党でどっちが野党という話もあるでしょう
が、それはおいといて)。

十返さんのおっしゃるところでは、アイデアだし、偶発的要素、というあたりが
関連すると思うのですが、私はそれらすら、未来から観れば必然である、と、感
じています。意図的反論は、意図的ですが、偶発的要素を生み出すもの、です。

私自身、極めて偶発的要素を好む(セミナーの進め方などでわかると思うのです
が、ちゃんとしたインストラクターから観れば、とんでもなく自由な運用をして
しまっているわけです)傾向にありますが、それも、実は、必然だと思っていま
す。何にとって必然か?というと、ある一定のビジョンに対しての必然なのです。

では、NLPや心の話を少々。

アイデア「出し」、あるいは「創造」と言います。でも、これらは、歴史からす
ると、勝手に出てきたものではありません。30年先のビジョンからの逆算などか
ら、無意識が勝手に行動して、「発見」「創造」として出てきます。

人間というものの制約なのですが、部品として知っている事からしか想像できま
せんし、想像したことしか達成できません。こうした想像の達成が、発見であり
創造です。

つまり、会議という場における偶然とか驚き、というのは、既に得ている未来の
側から、決まっている事、なのです。私の言葉では、時間は未来から定義されて
いる、という事の範囲の必然なのです。

さらに進んでいきます。人は何によって信念を固めるか。真の合意を獲得する
か。このあたりの議論は、いわゆる合意形成というために必要なのですが、ここ
に至るには、「やめてみれば?」という問いかけも正しい場合があります。例え
ばマラソン選手のメンタル的問題で、最後の2kmでどうしても心が折れてしま
う、という選手が居たとします。コーチはこの選手に、「辛いなら走るのをやめ
てもいいよ」と言ってみます。そうするとこの選手は、実際の最後の2kmで、無
意識が動いてそれ(走るのをやめよう)を選択しようと思った瞬間「んなわけな
い!自分は走りたいんだ!」を「創造」します。当たり前の事ですが、マラソン
選手ですから走るのは好きだ、と、自覚はありました。しかし、心からそれを願
う瞬間なんて、普段は無いのです。でも、コーチが「嫌ならやめれば?」と言っ
たことから、無意識が反発し、走ってやる!という気持ちを引き起こさせています。

人の心のふるまいは、もの凄く面白いです。もちろん、会議という場では、こん
な細かい事を気にして言葉を選んでいる場合ではありません。そのために、明確
なゴール(上記ではビジョン)、意思決定、雰囲気作りが必要になるのだと思い
ます。

こうしたものは、意図的に意識的に考えて実行されますが、ご指摘の通り、「あ
からさまなコントロールはダメだよね」というのはその通りです。今回のセミ
ナーの範囲からは少々外れますが、どの程度、何をコントロールするか、は、大
切なところなのだと思います。あまりにも緻密にシナリオ(というより戦略)を
組むことなど、無意味、無駄になるな、と、直感しています。

そんなことより、成果を重んじる事と、より一層のリラックス。そうしたもの
が、良い結果を生み出すのではないかと思います。

ところで、会議の感情面ですが、そこは、観ていくしか無いのです。定量的な把
握は、笑いの回数くらいしかカウントできません(笑)。感情面の把握をつぶさ
に行えるようになるには、その場を心理的に優位に立ち、全体を俯瞰し、人々の
情緒的変化、感情的変化を捉え続ける努力をするしか無いと思います。加齢によ
り、これらの機能が高まると一般的には言えます(だからシニアで朗らかな人が
居ると、快適なんですね)。

より高い抽象度のビジョンを描けば、短期的失敗は減ります。これも今回のコー
スの範囲ではないですが、このあたりは、人の心の仕組みをある程度習得してい
けば、自然と答えが出ます。まずは自分の抽象度を上げることが大切ですが。

それにしても、この往復書簡、これ自体が、対立と共通認識を繰り返していま
す。そして、新たな発見もある。十返さんてきにはドラマ的で面白いというのだ
と思いますが(笑)、これ自体、我々が合意したこのコースの「ビジョン」から
の逆算なのだと思います。

来週、2つ、重大な会議を控えています。来週、会議に向けて戦略を整えます
が、1つの会議は戦略的で、かつ、成果主義で、そのため偶発性(アイデアが出
てくること)によるコンセンサスを重視し、1つの会議は、人々の立場からは言
えないであろう本音に着目しながら、結論で対立しとその裏でコンセンサスを得
るような状況を重視するような会議なのです。そろそろ本当に準備しないといけ
ません(笑)。

会議の話はおもしろいですね。
----8X----8X----

 十返さんからの返信です。今回は長文ではありません。

----8X----8X----
野村様

往復書簡も会議の話も楽しいですね。
往復書簡だから楽しいのか、会議の話だから楽しいのか…。
いずれにせよ、野村さんと私の共通の価値観として挙げられる
「楽しいことは、良いことだ」が貫かれ、そのことも居心地良く感じます。

それにしても、長文合戦、ですね。
今回は、一気に短くなりそうです(笑)

「先送りしていると、選択肢が減っていく」のは、何故でしょう。
確かに、大東亜戦争あるいは太平洋戦争(私は思想が異なります)は、そうでした。
そして、残念なことに、現在の日本が置かれている状況もそうだと思います。

今回「先送りすることで選択肢が増える」場合もあるのでは?と考えてみました。
はい、自分の中での議論に対して、意図的反論者を用意した例です。

例えば、私は「のりもの」が大好きです。
しかし、かつて東京から大阪に行くためには、徒歩しかありませんでした。
現在は、飛行機や新幹線があり、高速バスなど自動車も二輪車も自転車もありま
す。
一方で、徒歩と言う旧来の方法が全く無効になったわけでもありません。

しかし、このことについて考えるうちに、これは「先送り」ではないことに気付
きました。
先の東京から大阪に移動する例で言えば、昭和30年代のある日「東京から大阪に
行く」と言う目標を思い立った人は、数日後に東海道新幹線が開通する事実を知っ
ていたとします。
この場合、目的によっては、行動を先送りすることで、1つ多く選択肢を手にし
ます。
単なる観光旅行であれば、それも良いでしょう。
しかし、仕事や弔事など、目的によっては、その日に行く必要があります。
この場合、交通手段の選択肢が増えることは、目的の達成に関係ありません。
ここで先送りしたのは、実際の行動であって、選択は先送りしていないからです。

選択肢が増えることは、目的の達成に、必ずしも良い影響を与えるとは限りません。
新たな議論を必要とし、混乱を招く場合もあるからです。
しかし、選択肢が減ってしまい、後から後悔するくらいであれば、新たな議論と
混乱を積極的に受け入れたいですね。
こうした議論から逃げ続けてきたことが、今の日本の状況を招いたのかもしれま
せん。

その他、今回のメールを拝読して、思い浮かんだキーワードをピックアップしま
す。
「過ぎたるは及ばざるが如し」と「すでに起こった未来」です。
後者は、ドラッカーの本のタイトルですね。
http://amzn.to/x6KLxN

…と、ここまで書いておいて、何故この2つのキーワードが直感的に思い浮かん
だのか、今は、まだ説明ができません。
次回の野村さんからのお返事を待ちながら、自分の中でも整理したいと思います。
----8X----8X----

 今回は野村のかるい返事を返しています。

----8X----8X----
十返さま

意図的反論者役、ありがとうございます。
さて今回出された議案は「先送りすることで選択肢が増えるのではないか」、で
す。面白い問いかけです。これはリスクの話ですね。選択肢が増える確率と影響
度の評価が必要だと思います。

この確率と影響度を予測し、先送りしたほうが得なら、先送りという「意思決
定」が為されれば良いと思いますし、先送りはまずいな、ということであれば、
先送りしないようにすれば良いと思います。

このあたりを決めずに、漫然と時を過ごすなら、「さっさと決める事」が、後悔
しないために必要なのだろうと思います。

さて、それよりもなによりも、「過ぎたるは及ばざるが如し」と「すでに起こっ
た未来」というキーワードが出てきたことが重要だと思います。対話の流れから
はロジカルに繋がらないけど、既に起こった未来、ここで出てくるキーワードと
して、直感的になんとなく正しいです。

この件は、もうすこし温めたほうが良いでしょう。私も考え、また、十返さんも
考えると思います。3日くらい温めてみましょう。またあらたなドラマが生まれ
る予感です。

宜しくお願い致します。
----8X----8X----

 それではまた次号。

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2012年2月 3日 (金)

■会議マネジメント往復書簡3

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PMPのための実践プロジェクトマネジメント           20120203
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■会議マネジメント往復書簡3
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 野村です。

 会議マネジメントコースの実施可否判断は、今夜行われます。
 2月参加を検討されている方、取り急ぎご一報下さい。

 2月5日、受講者向け勉強会「羽鳥会」は、スペシャルです。名古屋から特別
講師として加子さんをお招きして、ぐるぐるワークショップを開催します。羽鳥
会は受講生向け勉強会です。無料ですが、PDUsを稼げる可能性があります。

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○【新コース】プロジェクト会議マネジメント
プロジェクトの多くの意思決定の局面は、会議の形式で行われます。何事もなく
進んでいるなら、会議はさほど重要ではありません。また、本当は意思決定が必
要なのに先送りしてしまうと、残念な結果になってしまいます。もう一度、会議
とその参加の仕方、どんなコンピテンシーが必要か、考えてみましょう。
 2012年2月12日
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■会議マネジメント往復書簡3
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 前回からの都築です。私から十返さんへのメール、です。

----8X----8X----
十返さま
こちらも遅くなりました。

さて、十返さんからいくつかの議題が提示されました。
最初のテーマは、意思決定はいつ行われるのか?についてです。

まず、会議では、ゴールが決まっているべきです。でないと、集まる意味が無い
から、です。得られるものがあると決まっているから、会議は開催されます。

ゴールは必ずしも意思決定ではありませんが、会議と呼ばれ招集されるものの多
くは、意思決定の場です。集まる→考える→決める、ということなのだと考えてい
ます。会議は、公式な意思決定の場、です。

しかし、これは、客観的なプロセスです。主観的には、参加者は、考えておく→
集まる→効果的に話をする→意思決定を司る(或いは参加する)、というプロセス
でないと、参加した価値が低くなります。だって、周囲は十分考えてきているの
に、自分はその場で考える、じゃ、価値が低くなってしまうわけです。行かなけ
れば良かった、ということになります。

そういう意味において、事前に自分の考えを決定し、誰が敵か考え、仲間・同意
者を増やし、敵とどう合意するか戦略を作っておくべきです。かなり厳しい話で
すが、会議参加を厳しくみれば、そのうように感じられます。これが、私の言
う、事前に意思決定しておく、ということです。戦略的会議参加とも言えます。
必ず予め筋道を作っておいてから、事実上の決定の感触を得てから、会議に臨
む、という考え方です。これは、会議招集後の会議準備期間に、静かに行われて
いると思います。

とはいえ、そこまで殺伐としていない会議も沢山あるわけです。お披露目のた
め、求心力を持たせる、注目させる、というような会議もあります。あるいは
「普段と違う考え方をしてみよう」という会議もあるでしょう。それでも、いず
れの会議にもゴールはあります(たとえば、普段考えない事を考えてみよう、と
いうゴール、ですね)。学習的な会議、アイデアだし会議、いろいろ、です。ど
んな会議も学び、育成の場であることは間違い有りません。しかしそれは会議の
付加価値ではないかと思うのです。意思統一のための方法は、偶発的要素に任せ
ている場合ではないと思います。先んじて、素早く決定する。そういう事が現在
のビジネス環境では求められていると思います。

言うべき事は言うという件については、「今は言わないでおこう戦略」は、その
とおりだと思います。チームがどういう状態がベストか考え、そのために何をど
う意思決定に導くか、そこで果たすべき自分の役割は何か、ということの中か
ら、言うべき事が見つかるのだと思います。その過程で言うべき事を言う、とい
うことです。言わない部分は、言うべきでは無いです。言うべきなのに言えな
かった、言っておくべきだったという事が無いように準備しておこう、というこ
となのです。まあ、とはいえ、実務において、本来的・integrity的観点で考え
て、言うべきなのに言わなかった、という人は、無責任と呼ばれます。戦略的に
言わない選択肢を選ぶ時には気をつけなければならない点ですね。

会議のコスト、おもしろい話です。会議のコストだけではなく、会議の価値も考
えたいところです。もちろん参加する立場や議題によって大きく可変すると思い
ますが、私の最近の感覚では、会議の価値は、1回10万円〜100万円くらいじゃな
いかと思っています。その会議が開催されなかったら、と、考えて価値を決めて
います。自分が20万円の価値だと思う会議において、1万円〜3万円くらいかな、
と、考えている参加者が居た場合、多分、話はうまく噛み合わないと思います。
会議の目的・目標をはっきりさせようと言う話は、会議の価値の認識あわせの側
面もあると思うのです。

会議のおもしろさ、会議の醍醐味は、まず環境作りから始まると思います。意図
的に良い会議室で行うというのも手段ですし、意図的に悲惨な(笑)会議室を使
うというのもアリです。環境から入り、また、挨拶のしかた、切り出し方、流
れ、展開、戦略。そういう繋がりで、環境作りを進めています。また、おもしろ
さ、楽しさ、醍醐味という点だと、対立から生まれる合意は面白いです。はじめ
に対立、最終的に想像以上の合意というような会議は、単純に面白いです。良い
雰囲気を作り、きちっと意見を戦わせ、目標に達する。そういう会議が楽しい会
議じゃないかな、と、思っています。

----8X----8X----

 十返さんからの返信です。長文合戦です。

----8X----8X----
野村さま

この往復書簡も、今回で3回目になりますね。
お互いに普段のキャラクターや関係性とは微妙に異なる雰囲気でのやり取りが、
私自身は妙に気に入っております。

さて、引き続き「よい会議とは?」について、複数の視点から考えてみます。

1つ目は、意思決定と会議の関係です。
野村さんが仰るところの「意思決定はいつ行われるのか?」ですね。

仰るように、会議では、ゴールが決まっているべきです。
矛盾するようですが「その日には無理に意思決定しない」と言う選択も含め、
何らかの得られるものがなければ、集まる意味がありません。

そして、この点と、もう1つの視点「会議の価値」は、無関係ではないと思います。

会議に必要なコストは、単純に、人件費(参加者の時給*会議時間の総和)に、
諸雑費(交通費や場所代など)を追加したもので求められると考えます。
ビジネスであれば、当然この投資に対しても一定の価値を求められます。

では、会議によって得られる価値とは何か、改めて考えてみましょう。

まず、会議は意思決定の場ですから、決定した意志が成果物と言えます。
しかし、多くの場合において、意志そのものに数値的な価値は無いでしょう。
実行されて、初めて価値を生じると思います。
一方で、例えば、既に赤字が続いている運用案件の打ち切りなどにおいては、
会議で決定した意志自体が次期からの赤字を削減する程度の価値は生みますが…。

よって、殆どの場合は、決定した意志が実行され結果として生まれた価値が、
その意志を決定した場であった会議の価値と言えるのではないでしょうか。
ここに思い至るかどうかが、会議の価値の認識を分けるように感じます。
ある種の「覚悟」の違いと言えるかもしれません。

一方、他にも、野村さんが仰るところの「会議の付加価値」があります。

このコースでは、会議を「意思決定」と「場づくり」の場と定義しています。
前段で触れたように、会議の本来の価値が「意思決定」の要素であるなら、
付加価値が「場づくり」の部分となります。

この「場づくり」が生む価値は「満足感」に集約されるように思います。。

会議における「満足感」は、いくつかの要素から成り立つと考えます。
1つは、野村さんが仰る「戦略的会議参加」の結果の勝利(したつもりも含めて)、
もう1つが勝利に至る「ドラマ性」ではないでしょうか。

まず、できるだけ多くの参加者が最大限「勝利する状況」について考えます。
参加者は、全て異なる個性を持つ人間であり、また多くは立場も異なります。
いくら似たような気質の社員ばかりが揃う昔ながらの日系企業だとしても、
最初から全員が同じゴールで同じように満足することなど、あり得ません。
ある施策そのものには全員が賛成の場合でも、賛成理由は様々でしょう。
つまり、その人にとって何を守れば勝利なのか、その価値観が異なるのです。
逆の見方をすれば、会議の主催者は、参加者それぞれの価値観を見極め、
最大多数の最大幸福を得られるよう配慮すれば、満足度を高めることができます。
この点の見極め方は、交渉術などとも共通する部分ですね。

次に「ドラマ性」について、考えてみます。
仰る通り、ロジカルで迅速な判断が求められる現在のビジネス環境において、
「意思統一のための方法は、偶発的要素に任せている場合ではない」でしょう。
しかし、それは組織としての効率化の観点から主張された場合の価値観であり、
必ずしも個人の満足感につながらないと思われます。
また、会議の目的によっても、もっと偶発的な要素を求められるケースもあります。
いわゆる「アイデア出し」の側面が強い会議は、それに該当するでしょう。

野村さんも「対立から生まれる合意は面白い」と仰っていますが、当初の差分が
大きければ大きい程、近づく過程において人の感情は揺さぶられやすくなります。
そうした流動的な心境は、偶発的要素に反応しやすくなります。
更に、偶発的要素に上手く反応できた自分自身を自ら肯定する機会となります。
こうして得た自己肯定感は、それを得た「場」への満足感も高めるのでしょう。

翻って、会議の主催者は、偶発的要素をコントロールすることで、参加者の満足
感や会議の結論に様々な影響を及ぼすことができるのだと思います。
そして、その偶発的要素の多くは、環境に左右されると考えられます。
物理的な空間としての場所だけではなく、時間帯や構成なども環境ですね。
しかし、コントロールされていると悟られてしまうことは、偶発的要素を抑制し
てしまう原因にもなります。
そこで、ある一定の(虚実ではない)演技力が必要になってきます。
この環境や演技力の話題は、コースでも触れていた部分ですが。

…と、以上は、私の個人的な経験から申し上げましたが、何か心理学やNLPなど
で確たる理論がありそうにも思えますが、いかがでしょうか。

さて、今一度、会議の付加価値を考える時、組織の視点も欠かせません。
今回、野村さんから「学び、育成」と言うキーワードも登場しました。
このコースでも、具体的な会議術の一部分に育成の視点を取り入れています。
会議は、その場に何社が参加してようと、全員がフリーランスの集団だろうと、
何らかの活動を実行する組織のために開催されるものです。
育成は、組織にとって継続的に発展するために必要な活動です。
会議の母体組織が育成を必要とする度合いに応じて、自然と求められるでしょう。
例に挙げたような、立場や所属先が異なる関係者が多い会議では、
自ずと育成の要素は(各々にとってはさておき全体として)含まなくなります。

つまり、以上の付加価値も含めた価値が「会議の価値」と言えるでしょう。
しかし、ここで挙げた価値の多くは、人間の感情を伴うため、計測は困難です。
また、短期的には正解と思われた決定も、長期的には失敗…の場合もあります。
こうした観点も、会議が実に厄介なツールと言える所以かもしれません。
----8X----8X----

 それではまた次号。

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2012年1月31日 (火)

■PMP合格への道(4)■復旧復興に携わる人を支援します

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 野村です。今回は、PMP受験に必要な、本の紹介です。

 1月の試験対策、重点、重点+へのご参加、ありがとうございました。急遽、
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そろそろ学習をスタートしましょう。

 弊社もようやく復旧復興支援ができるようになりました。特定地域にお住まい
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PMBOKガイドにとらわれない、試験対策1日コースです。ですが、重点+とセット
のほうが、ずっと効果があるとおもいます。Content Outlineを題材にしていま
す。一度落ちた方は、このコースに手を出してしまうようですが、試験対策を受
講されたほうが良いように思います。
           2012年3月24日(土)

PMP試験重点対策+ 
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本来、重点対策とセットのコースです。総復習と、四択以外の演習によるコース
です。四択だけ解く、暗記する、そういった学習方法だけでは十分ではありませ
ん。
           2012年3月25日(日)

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 PMP合格のために避けて通れないのが【自習】です。およそ100時間〜200時
間の自習が必要となります。

 今回は、自習に必要な自習書を紹介しましょう。今回は、必ず必要なシリーズ
です。

 と、その前に、自習書の使い方です。自習書は、使い方次第でかなり効率が違
います。具体的な方法を示します。

1)セミナー受講の前後に使う
 受講の前に、読むべき本を読んでおきましょう。PMBOKガイド学習の最大の
問題は、「範囲が広い」というところにあります。全体像の把握が困難なのです。
まず、ざっと全体を知っておく必要があります。
 受講の前後に適した本があります。おそらく大半の方が、PMBOKガイドを解
説するコースを受講されると思いますが、その前に読むと受講の効果がさらに上
がる本や、受講後に読むと良い本などがあります。特に受講前に読むべき本につ
いては、意識的に選択するようにしましょう。
2)同時に複数の本を使う
 練習問題を解き、答え合わせをする時、間違えた問題に対して、複数の本を参
照し、間違いの理由を考えます。どういう事かというと、PMP試験の練習問題は、
「何故間違ったのか?」が特に重要です。四択なので、正答以外の選択肢は全て
誤り、と、考えてしまいますが、そうではないかもしれません。正解が複数あり、
その中で最も適したものが、本当の正解という場合があります。全ての選択肢に
ついて、相当吟味しないと、本当は正しい情報を、「これは間違いなんだ・・・」
と、誤ってinputすることになります。こんなことから誤解が始まってしまうため、
何故間違ったのか?という瞬間には、丁寧に様々な本を開いて調べるべきです。
 私のお勧めは、「間違った1問に30分かける」ことです。沢山の本を準備し、
問題集を解き、答え合わせで間違いを発見した時から、30分かけます。そうでな
くとも、脳は、「間違えた」ことから学習をスタートします。この一時に、多く
の情報を入力することは正しい学習法です。

○必ず必要となる本
・A Guide to the Project Management Body of Knowledge: Official
Japanese Translation(PMBOKガイド第四版日本語版)
 これからPMPを目指す方には、絶対に必要な一冊です。プロジェクトマネジメ
ント知識体系という「大きな枠組み」「構造」を提示してくれます。非常に広い
プロジェクトマネジメント知識ですが、その教材として、最も信頼されているも
の、です。
 とはいえ、読み物としては全く面白くありません。なにしろ、枠組みだけしめ
されていて、それをどう使うかについては、全く記述がありません。大量のツール
も示されていますが、なぜそれを使うのか?については記述が無いのです。その
あたりはセミナーで補う事になります。セミナー受講前に、すくなくとも一度は
精読しておきましょう。
http://books.meridionalis.com/2011/12/pmbok-04a2.html

・世界一わかりやすいプロジェクト・マネジメント【第3版】
 ガイドを読め!と、言われても、お世辞にも読みやすいとは言えないものです。
まず、全体をざっくり、ある程度の流れも含めて知っているとガイドは読みやす
くなります。つまり、ガイドを読むには準備が必要なのです。その準備のために、
まず、コレを読んで欲しいのです。また、組織のあらゆる階層の人にとって、か
なりわかりやすく書かれていると思います。チームリーダーから、事業マネジャー
まで、読んで欲しいと思います。また、試験の前の晩に読むのも良いような気が
しています。いつも、手元に置いておきたいですね。
http://books.meridionalis.com/2012/01/post-3b8d.html

・プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル―論理と知覚を磨く5つの極意
 抽象度をあげた思考、時間軸の捉え方などプロジェクトマネジャーの基本的な
行動、関連する様々な領域について幅広くふれつつ、知識エリアについて、きち
んと解説されています。そうでなくても、筆者のパワーに加速されます。かなら
ず、やる気が湧いてきます!
 多少前提知識を必要とするので、セミナー受講後に読むべき、です。受講後で
あれば、ガイドから直接読み取りにくいガイドの裏側のようなところが、浮かび
上がってくると思います。
http://books.meridionalis.com/2011/12/5-0192.html

・A Guide to the Project Management Body of Knowledge: (Pmbok Guide)
 いわゆるPMBOKガイド第四版英語版です。必ず必要と言うべきかどうか、正直
迷いました。ギリギリ、必ず必要だと思います。というのは、英語を敬遠してし
まう人は、買っても結局開かないのではないか、という懸念があります。しかし、
本来、英語で書かれたものですから、英語で読んだほうが良いでしょう。
 日本語翻訳チームがどんなに翻訳に力を入れても、限界は必ずあります。例を
あげてみましょう。山とMountainです。山という言葉から日本人が連想するも
のと、Mountainという言葉からアメリカ人が連想するものは、異なるのです
(試しにグーグルで画像検索してみても、やはり違う印象の画像が出てきます)。そういう意味で、翻訳はほぼ不能です。deliverablesとか、日本語に出来ない言
葉です。
 PMP試験に向けては、ある程度、その言葉は何か?ということに拘る必要があ
ります。ミンツバーグやドラッカーも言っていますが、managementという言葉
自体、人によって捉え方が違うのです。英国人と米国人で、既に、捉え方が違い
ます。
 英語で勉強しよう、とはいいませんが、是非、日本語版を読む→同じ所を英語
版で読む、という学習を試してみて下さい。もともとほぼ直訳ですので、日本語
版と並行であれば、英語版でも怖くないはずです。そのうち、「あれ、英語版の
ほうがわかりやすいぞ!」という感覚が芽生えると思います。挑戦してみましょ
う。
http://books.meridionalis.com/2011/08/pmbokamazonkind-c993.html

 今回はこのあたりまで、と、しましょう。続きます。

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○【新コース】プロジェクト会議マネジメント
プロジェクトの多くの意思決定の局面は、会議の形式で行われます。何事もなく
進んでいるなら、会議はさほど重要ではありません。また、本当は意思決定が必
要なのに先送りしてしまうと、残念な結果になってしまいます。もう一度、会議
とその参加の仕方、どんなコンピテンシーが必要か、考えてみましょう。
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2012年1月24日 (火)

会議マネジメント往復書簡2

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PMPのための実践プロジェクトマネジメント           20120124
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 野村です。本年も宜しくお願い致します。前号から結構日が空いてしまいまし
た。

 ミンツバーグの調べに依れば、マネジャーは、その時間の大半をコミュニケー
ションに費やしています。マネジャーの仕事でる意思決定は、会議によって行わ
れ、また、会議が、プロジェクトの進行を大きく変化させていきます。おそらく、
会議は、大切なものです。会議とは何か、一緒に考えてみませんか?

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プロジェクトの多くの意思決定の局面は、会議の形式で行われます。何事もなく
進んでいるなら、会議はさほど重要ではありません。また、本当は意思決定が必
要なのに先送りしてしまうと、残念な結果になってしまいます。もう一度、会議
とその参加の仕方、どんなコンピテンシーが必要か、考えてみましょう。
 2012年2月12日
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■会議マネジメント往復書簡2
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 本当はもっとずっと早く出すはずだったのですが、私の都合で、メルマガ配信
が大幅に遅れてしまいました。

 さて、では、私から十返さんへのメール、です。

----8X----8X----
十返さま

会議マネジメント、どうして始まったのか、全く記憶にありませんが、ディス
カッションした記憶なら、あります。まずはじめに、会議は意思決定の場かどう
か?について、です。まず、会議は、「意思決定に至る場であるべきではない」
と思っています。しかし、意思決定できたね、良かったね、という「雰囲気」を
否定するものではありません。

少し考えてみましょう。あたりまえですが、そもそも会議に出る前に、準備をし
ていなければなりません。そして、多くの場合、結論は既に決まっている環境を
作ってから臨みます。その結果、意思決定を行うのではなく、決まっている意思
を承認してもらう場になります。

ですが、承認手続をさらっと行って終わりか、というと、そうではないわけで
す。準備をしていても、適切な反論、ディスカッション、新しい考え、アイデア
などが、「アイデアだし」の会議でなくても、発生してくるはずなのです。新奇
性は知的労働者にとって魅力ですし、懸念・不安が払拭できることも魅力です。
なにより「同意できる」ことが一番の魅力です。こうした心の動きをさせて、
「ああ、今日はいい会議だった(意思決定ができたね!)」と思わせる事が、と
ても大切なのだと思います。そういう意味では、「良い」意思決定の場、とも言
えます。

会議の実況中継ですか。私の昔からの妄想ですが、国会中継を、全力でおもしろ
がる実況中継があってもいいなぁ、と、思っています。或いは国会中継、笑える
シーンがとても多いので、よくある効果音として笑い声とか重ねるのも良いと思
います。いずれ、TVはCSのスポーツと海外ものしか観ないので、最近日本がどう
なっているのか全くわからないのでなんとも、です。

そしてご指摘の通り、プロジェクトの重要局面では、会議が求められます。それ
が意思決定なのか何なのか、ということ以前に、これからシナリオが分岐してい
くマネジメント上のポイントにおいて、会議は発生します。そして、そういう時
には、会議そのものではなく、課題に目が行っている。でも、そんなときにも、
会議はマネジメントされるべき、と、感じていました。このコースの一つのテー
マはそのあたりにあるんじゃないかと思っています。

おそらく、十返さんと暗黙のうちに合意していたと思いますが、「楽しい会議は
良い会議」なのだと思います。人間はどれほど深刻な状況になっても、笑い、
と、美しさ、を、感じる心の機能は失わないのだそうです。広い意味でのコミュ
ニケーションを捉えつつ、会議を意識的にマネジメントしていき、何か探れれば
面白いな、と、思って作ったコースなのだと思います。

さて、私にとって会議、ですか。楽しい会議は良い会議、とはいえ、私はいつも
独特のスタンスで会議に臨みます。言うべき事を言う、ということを大切にして
います。そういう意味からは、会議は、「言うべき事を言う場」なのだと思いま
す。この言うべき事というのは、あとで「言っておけば良かった」という悔いが
残らないようにする、ということになります。

では返しますが、十返さんにとっての会議とはどういうものでしょうか?

----8X----8X----

 十返さんからの返信です。

----8X----8X----
野村さま

すっかりお返事が遅くなってしまって申し訳ありません。
急に寒くなりましたね。

さて、私にとっての会議ですが、やはり「意思決定の場」なのだと思います。

かつて、この「プロジェクト会議マネジメント」を企画するまでは、どちらかと
言えば“場づくり”の要素を重視していたように思います。
よって、特に成果を生まなかった=意思決定をしなかった“会議”でも、何となく
“集中できたこと”“納得感”この2つの要素さえあれば、“良い会議”のように思って
いました。

しかし、一方で「本当にそれで良いのか?」との疑問は常に持っていました。

例えば、野村さんが仰る「アイデアだし」会議の一種、いわゆる“ブレスト”です。
御存知の通り、ブレインストーミングは、発想法の一つであり、本来は会議にお
ける議論の進め方の一つの手段でしかありません。
それでも、この場が“会議”ではなく“ブレスト”と呼ばれること自体、象徴的な現
象かもしれません。

私自身は、広告業界の出身ですので、企画やコンテンツ案など、様々なブレイン
ストーミングの場に参加しています。
そうした場では、最後に「では、この方向で」と終わることが多々あります。
一見ある種の意思決定のようにも思えます。
この時点で(特に盛り上がればこそ)いわゆる“納得感”を得てしまいます。

しかし、それらは往々にして明確な意思決定ではありません。
そのため、後日「あの案件、結局どうなりました?」と担当者に聞いても、答え
がない、あるいは幸運にも答えがあっても「ああ、ボツになりました」など。

そして、また同じ夜に同じテーマの“ブレスト”が“練り直し”の大義名分のもとで
召集されたりして…。

ところで、この点は今のところ積極的にフィーチャーしていませんが、会議には
多大なコストがかかることは言うまでもありません。
その観点からも何故こうした無意味なことが何度も発生するのか
(無意味に深夜のタクシー帰宅が増え、同時にタクシー代も発生するのか)
そうした疑問を抱えながら、首都高でタクシーに揺られていたものです。

考えてみると、このことは、意思決定に対する重みの違いのようにも思えます。
意思決定と言う行為への緊迫感の違いとでも申しましょうか…。

広告(コンテンツ)制作は、野村さんのご出身である建築業界に比べ、モノとし
て変更(いわゆる差し替え)の時期が柔軟かと思われます。
このことが意思決定に対する意識を自然と下げているような気がするのです。

さて、プロジェクトマネジメントと会議の視点に戻ります。

野村さんは、会議を「意思決定に至る場であるべきではない」と思っているとの
ことですが、その場合(少なくとも所謂「公式な」)チームとしての意思決定は、
どこで行われるとお考えでしょうか?

もちろん個人の意思は、多くの場合、会議の前に決まっているでしょう。
むしろ個人としての意思を持たないまま参加すべきではないですね。

ただ、私は、個人の「意思」に対してチームが「議論」し、その結果の「合意」
や「承認」があって、チームとしての「意思決定」が成立すると考えています。
そのため、私は、やはり「会議=意思決定の場」との結論に至るのです。
同時に、そう定義することで、冒頭に掲げた“ブレスト”が持つ残念なループにつ
いても説明できると考えています。

この辺は「合意」や「承認」に対する認識の違いかもしれませんね。

そうそう、他に野村さんと認識が違う点は、もう一つあります。
野村さんが仰るところの、会議と言う“場”が持つ偶発性や共感の場としての機能
は、私も大切にしたいとは思います。
私個人に関して言えば、わりと重視している方だとの自覚すらあります。
ただ、一方で、それは「会議」だけが持つ機能でも無いかと考えています。

それから、更にもう一点、野村さんと私の明確な違いに気が付きました。
私は、会議において「言うべきことを言わない」こともあります。
言おう!と思って出席しても、言えなくなる意志の弱さも時には発生しますが、
得てして「今は言わないでおこう…」との戦略的な判断で動きます。
あれだけ喋っておいて!と、仕事仲間には呆れられそうですが、自分自身では言
いたいことの1割も言っていないような気がします。
自分の中で言語化する過程で、その必要性を感じなくなることが多いのです。
この対応は、会議に限ったことではなく、普段のコミュニケーションからの傾向
ですが、会議になると、より一層強まる傾向でもあります。
しかし、最近このことを身近な人間から「卑怯だ」と言われ、少なくともプライ
ベートでは止めるように改善すべきかもしれないとも考えています。

シナリオの分岐点に会議がある、と言う捉え方は楽しいですね。
鉄道ファンが線路の分岐点を楽しむように、プロジェクトの分岐点を楽しめるこ
とで、マネジメントが楽しめるようになるといいのだと思います。
こちらも野村さんとは「暗黙のうちに合意していたと思います」が、「楽しい会
議は良い会議」そして「楽しいマネジメントは良いマネジメント」なのだと思い
ます。
このコースが「プロジェクト会議マネジメント」、プロジェクトに拘るポイント
の一つは、そのあたりにあるんじゃないかと思っています。

それにしても、確かに最近テレビを見ません。
私は、テレビそのものを持たなくなって1年が過ぎますが、全く困りません。
震災の時ですら、インターネットせいぜい電話で充分に事足りました。
こうしたコミュニケーション・ツールの変化は、プロジェクトの在り方にも随分と影響しているでしょうね。
----8X----8X----

 次号は、私からの返信からはじまります。

 それではまた次号。

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発行・編集元:有限会社システムマネジメントアンドコントロール
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2012年1月 3日 (火)

■PMP合格への道(3)■あけましておめでとうございます

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■PMP合格への道(3)
■あけましておめでとうございます
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 野村です。静かに2012年を迎えました。

 今回も合格への道、です。「セミナー行って勉強すればいいんでしょ?」とい
う感覚だと、PMP合格はかなり遠くなります。

 前号では、ビジョンの設定、ニーズ、幅のある目標設定について説明しました。
特に現時点でニーズが無い人、ビジョンが無い人にとっては厳しい内容だったと
思います。

 PMP試験は、30代前半に合格しておくべき資格だと思います。いわば、マネジ
メントに携わる人のスタートラインです。無論、40代にとっても、それなりに意
味はあります。しかし、30代前半のほうが、得る物はずっと大きいでしょう。30
代前半で、是非、ビジョンを持ち、PMPも【ついでに】合格してしまいましょう。

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■PMP合格への道(3)
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●PMP合格までの準備

 前回に引き続き、PMP合格までに必要な活動をひもといていきます。

  1.目標設定
  2.35時間のセミナー受講
  4.受験申請
  5.自習
  6.マネジメント

 今回は、6.マネジメント、です。

6.マネジメント

6.1マネジメントの計画
 合格までに、どんなマネジメント「活動」が必要か、決定します。これは、必
ず必要です。このマネジメント活動を決めておかないと、結果、計画を適当に作
る事になり、結果、計画を大切にせず、また、適当にしかコントロールしなくな
ります。これは、PMP合格にも必ず必要な考え方、です。

 最初に、マネジメント可能な対象を特定します。時間?コスト?いえいえ、実
際には、そういったものは、大抵、制約や結果で、それ自体を殆どコントロール
していません。スケジュールをコントロールしよう、といったところで、時間そ
のものを、手にとってなんとかしているわけではなく、「今週中に終わらせなき
ゃいけないから【がんばろう】」といって、自分のモチベーションをコントロー
ルして【間に合わせている】に過ぎないのです。

 多くの人が陥るのは「時間が無くてXXXX出来ない」という状況です。時間が
無いのは、周囲の人に自分の役割を替わってもらえなかった【結果】です。マネ
ジャーが忙しいのはあたりまえです。その忙しさの中で、どれだけ時間を生み出
すか、と、戦略的に考える事も必要でしょう。

 PMP合格までにマネジメント可能なのは、
・ステークホルダーとの関係
・自分のモチベーション
・目標
などではないでしょうか。とはいえ、こうしたものは、それ自体、なかなかコン
トロールできないものでもあります(ステークホルダーの関係そのものをコント
ロールするのは、結構厄介です)。

 次にようやく、コントロールの粒度、頻度、方法などを考えます。ここは
PMBOKガイド的に、スコープ、タイム、コストなどを軸にコントロールするこ
とを考えたら良いでしょう。5W2Hの形式で、それぞれの要素をどうコントロー
ルするかを考えつつ、計画にまとめます(これはガイドで言うところの、XXXX
マネジメント計画書になります)。少しだけ具体的に書くと、
・スケジュールはX月X日までに作成し、ステークホルダーに了解をもらう(ここ
で言うステークホルダーは、会社の同僚や、家族など、協力を求める相手になり
ますね)。
・スケジュールは週に一度確認し、是正の判断を行う(ここで是正できるのは、
おそらく自分のモチベーションくらいでしょう)。
・スケジュールにX日以上のズレが生じた場合、改めて計画を作成し、ステーク
ホルダーの了解をもらう。
・・・というような形式で書いていきます。この例は、スケジュールについての
話ですので、他に、スコープ、コスト、目標、変更などのマネジメント計画につ
いて、じっくり作成していきます。

 さて、ステークホルダーが登場しました。同僚、家族、です。ステークホルダー
と、どう折り合っていくのかについては、ステークホルダー分析を実施する必要
があります。これは、コミュニケーションマネジメントの一つになります。こう
した部分も、全て、計画し、可能な限り文書化していきます。このマネジメント
計画作成を省略してしまい次に進んでしまう人が居ますが、その結果が、大抵、
大切にされない計画、コントロールされない計画という状況なのです。

 大切なことは、5W2Hで作る習慣と、メモでもいいから、言語化しておくこと、
だと思います。特にPMPを目指す人にとっては、XXXXマネジメント計画書は大
切なポイントになります。

 それにしても、この計画は、自分自身の計画です。最終的に実施するのは自分、
になります。自分のモチベーションをどう維持するかについては前回も触れてい
ます。自分のモチベーションを高めるにはどういう方法があるのか、少し考えて
おきましょう。

6.2活動の計画
 簡単に言えば、スケジュールの項目を、決めていくこと、です。
 まず最初に、行うべき事を全て洗い出していきます。つまり、
  1.目標設定
  2.35時間のセミナー受講
  4.受験申請
  5.自習
  6.マネジメント
を、詳細化していく、ということです。特にここで問題となるのは、5ではない
か、と思います(あとはある意味必然なので)。なので、5.を詳細化していきま
しょう。

 自習には、様々な要素を含みます。思いつくままに列挙していきます。
・情報収集
・本を読み、マインドマップにまとめる
・自分で問題を作る
・勉強会を開く
・四択問題を解く
・実務経験をガイドに従って整理しなおす

 少し解説します。
・情報収集
 受験経験者に話を聞いたり、本誌のバックナンバーを探すことで、情報収集を
行います。実際の合格者の話は有益です。

・本を読み、マインドマップにまとめる
 PMP合格までには、色々な本を読まなければなりません。ドラッカーやミンツ
バーグ、ゴールドラットあたりも読むべきです。問題集だけ解いて合格、という
のは、ちょっと残念な学習方法だと思います。本の紹介は次号であらためておこ
ないたいと思いますが、現時点では、
http://books.meridionalis.com/
に、ざっくり列挙しておきました。もう少し充実させていきたいと思います。ま
た、良さそうな本は、
https://www.facebook.com/systemmanagement
でも、随時、紹介していきます。

・自分で問題を作る
 問題を作り、誰かに解いてもらいます。これは、相互に良い学習になります。
もし相手が居ない場合、私が相手になりますよ!

・勉強会を開く
 社内で勉強会を開くと良いでしょう。喋ることは、知覚が増加します。

・四択問題を解く
 間違えた一問にどれだけ時間をかけるか?が、ポイントです。脳は、間違えた
と知った直後から、情報を吸収していきます。間違えた一問に30分かけることを
推奨しています。出来た、と、思った問題では、脳は何も吸収しないようです。

・実務経験をガイドに従って整理しなおす
 実際の実務経験を、ガイドに従い書き起こしていきます。これは実務と情報の
ギャップを知る方法として、非常に有益です。

 他にも様々な自習方法があると思いますが、私が思いつくのはこんなところで
す。四択以外の方法も是非、選択してください。なにしろ、四択で3000問くらい
完全に解けるようになって、5回落ちてしまった人などが実在しています。こう
なってしまうと、その人の盲点を探すのは、ほぼ不可能になります。

 自分はどんな学習方法が得意なのか、また必要なのかを考えて、それぞれの配
分を決めていきます。時間の制約はあると思いますが、PMP合格までに、多くの
場合、100時間以上の自習を必要とします。平均すれば150時間くらいではない
かと思います。150時間を一つの上限として、四択に100時間、それ以外にX時
間というように割り振ると良いでしょう(なんだかんだいって、四択は、大切で
す。400問解くとして、50%の正答率の場合、200問×30分で、100時間になっ
てしまいます)。

 次号では、本の紹介を行います。

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○【新コース】プロジェクト会議マネジメント
プロジェクトの多くの意思決定の局面は、会議の形式で行われます。何事もなく
進んでいるなら、会議はさほど重要ではありません。また、本当は意思決定が必
要なのに先送りしてしまうと、残念な結果になってしまいます。もう一度、会議
とその参加の仕方、どんなコンピテンシーが必要か、考えてみましょう。
2012年2月12日(日)
http://www.meridionalis.com/pdu/Conference.html

 その他日程については、是非、【リクエスト】してください。調整します!

> >        http://www.meridionalis.com/misc/schedule.html
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■あけましておめでとうございます
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 2012年になりました。私の正月行事は、靖國神社の昇殿参拝くらいです。1日
に参拝してきました。何故か靖國神社の昇殿参拝は、冬暖かで、夏涼しいんです
よね。畳に触ってもヒンヤリしないんです。夏は、逆に風が涼しい。不思議です。

 それではまた次号。

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ニング(セミナー)を受講されたかた、されていない方からの合格・不合格の報
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【PMP試験対策 318号】
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2011年12月20日 (火)

■EQ往復書簡3

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PMPのための実践プロジェクトマネジメント           20111220
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INDEX
■EQ往復書簡3
             有限会社システムマネジメントアンドコントロール
                      http://www.meridionalis.com/
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 野村です。こんにちは。EQによる自己認識の講師である、最上さんとの往復
書簡の3回目です。今回は最上さんに、EQI(行動特性検査)について触れて頂き
ました。

 いよいよクリスマス、EQによる自己認識の開催日が近づいてきました。今回
は少数精鋭ですが、楽しみです。

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○EQによる自己認識-14
リーダー、マネジャーにとって、かならず有益なコースと言えます。自分につい
てより深く観る事ができるようになるでしょう。ロジックに疲れたら、自分の心
を探ってみましょう。
2011年12月24日(土)
http://www.meridionalis.com/pdu/EQ.html
注)お申し込みは、21日朝まで!EQI行動特性検査を受検頂きます。

○【新コース】プロジェクト会議マネジメント
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要なのに先送りしてしまうと、残念な結果になってしまいます。もう一度、会議
とその参加の仕方、どんなコンピテンシーが必要か、考えてみましょう。
注)日程は、延期になりました。
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 その他日程については、是非、【リクエスト】してください。調整します!

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■EQ往復書簡3
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 前号からの続きです。

----8X----8X----
野村様

第1回ですか?
かなり昔ですね。
我々も、その時は(いまと比べて)若かった(笑)

力試し。について

> 力試し。確かに誤解されそうな表現ではありますが、つまり、「今回も前回の
> 内容を超えていこう」という事だと思います。人間的な能力は、静かに変化して
> いくわけですが、講師自身の変化が良い方向に反映され、徐々に内容が深まって
> いくのであれば、その力試しは誰にとってもプラスだと思います。

はい。野村さんの見解に完全に同意します。

この、力試し。は、先に触れた(2)(3)に大きく関わっています。

> ----
> (2)NLPコースなどの経験がフィードバックされるだろう?という前提
> (3)14回も、これまでと同じではないよね?という前提
> ----

私につきましては、
特に、NLPコースを繰り返し実施することで、さらに人間の奥深さ、単純さと同
居した複雑さ、神秘性に触れてきています。
人から人を通して、学べば学ぶほどに、
人への興味関心が増し、同時に、人に関わることの難しさを味わっています。

その中で、最近少しできるようになってきたことは
「無用な味付けしない」
という技量です。

人は学ぶようにできていて、それを信じてガイドすれば、
その人はしかるべき学習のサイクルに入ることを
さまざまな経験を通して(企業研修などももちろん)私自身が学び
どこまで関われば、その人の持ち味を生かしながら、引き立てることができるの
かについて、思考錯誤を繰り返してきました。

その私自身の結果や成果を、この継続的なクラス(EQによる自己認識)は
ハイライトさせてくれるのです。

このような意味合いが、先の私の表現、「力試し」に含まれています。

自分で言うのも何ですが、
これまでで、講師が一番仕上がっている状態で、開催されますので、
例え、コンテンツが一緒であったとしても
クラスは、全く違う様相を持つだろう。
と考えるのです。

そして、このクラスを、普通の川下りにさせない要素として
最大級の影響を持つであろう
野村さんも、さまざまな経験をしてきていると思いますので、
それと『かけ算』の効果を持って、

このクラスを、前回とは違う豪快なラフティングにせしめるのではないかと思う
のです。

----8X----8X----

 野村からの返信です。

----8X----8X----

最上様

「無用な味付けしない」は面白いですね。前回あたりから、その傾向は強く感じ
ていました。これは、おそらく、NLPの実践者としての技量が上がった事による
ものではないか、とも思います。

私の感覚で言い換えてみます。NLPのような、他者との関係性を洞察し、考える
(意識的・無意識的)行動が取れるようになってくると、次に、他者に介入して
しまっている、と、気付きます(かなり高い次元での認知が生じます)。そして
次に、人の心の仕組みをもう一度信じると、ほっといても人は勝手に良いほうに
行くし、あるいは新しい試みをするし、あるいは、危ないと思ったら勝手に回避
するよね、という、あたりまえの事に気がつきます。これを、最上さんは、学習
のサイクルに入ると言っているのだと思います。・・・おそらく、それを繰り返
されているので、無用な味付けをしなくなってきているのでしょう。

これって、リーダーシップやフォロワーシップ、コミュニケーション、マネジメ
ントなど、幅広い、それぞれ独立した専門領域に、共通して関わる話ですね。最
終的には社会性のある仙人、みたいな存在になりそうな話でもあります。

ところでNLPですが、最上さんの会社で、18日間コースが予定されています。
http://www.ideass.jp/nlps/course18/index.html
お、説明会もありますね。
http://www.ideass.jp/nlps/briefing/index.html
NLPについては、こちらに参加頂いたほうが、私が説明するよりも、正しい認識
が得られると思います。

おっと、この往復書簡は、「EQによる自己認識」についての往復書簡でした。そ
ろそろEQI行動特性検査についての説明が必要ではないかと思います。このコー
スに参加される方は事前に、EQI行動特性検査を受検していただくわけですが、
この検査について、是非ご紹介下さい。

私のほうは、と、言えば、加齢によりパーソナリティが変化してきています。加
齢と言うと悪いモノのように聞こえてしまいますが、加齢によるプラスの変化を
体感しつつあります。単に穏やかになった、という事ではなく、気質と性格につ
いて、以前より注意深く観る事ができるようになったようです。ま、結果として
は、自己像が落ち着いてきて、穏やかになっただけかも、ですが。

それにしても、豪快なラフティングと聞くと、ドーパミンが出ますね。だからこ
のコース、14回も続いているんですね。

----8X----8X----

 最上さんからの返信です。

----8X----8X----
野村様

ご要望のEQI行動特性検査について解説させていただきます。

EQI(行動特性検査)は、普段の自分のコミュニケーションパターンを
知るため手軽で大きな効果が期待できる「見える化」ツールです。

本来この検査ツールはEQ(こころの知能指数)を高めること
を目的として開発されていますが、

私が行う研修・セミナーでは、EQI(行動特性検査)を
「自己理解のため」の導入ツールとして積極的に活用しています。

250問の設問に答えることで、
普段の自分のコミュニケーションパターンを視覚化して
捉えることができます。

・個人の強みと弱み
・私らしさ
・習慣化している行動のクセ

この検査結果と
実際自分が意識的、無意識的に自分が行っている行動を
つなぎ合わせることによって、

心理的・感情的な動機に基づく私の普段の行動の特性・特徴や
また他者と自分のかかわり方について深く検討することができます。

つまり、24日のセミナーではEQIを使って、
上記をガイドしていることになります。

EQI(行動特性検査)は、
3つの知性、8つの能力、24の素養に分かれています。

EQI(行動特性検査)は、
普段自分がとっている行動の傾向を知るための検査ツールで、
性格検査ではありません。

行動の頻度が「高い(頻繁)」か「低いか(頻繁でない)」
という尺度で結果が出ます。

具体的な検査結果やもう少し詳しいEQIの話にご興味ある方は
下記を参照してください
→http://www.ideass.jp/information/opinion/r_eqi1.html


> 私のほうは、と、言えば、加齢によりパーソナリティが変化してきています。
いい意味で年取った。ということでしょう。お互いに(笑)

ところで、今回のラフティングは、現在のところ少数精鋭のようですね。
また、忘れられない日になりそうです。

----8X----8X----

 今回のEQによる自己認識-14は、12月24日です。申込は、明日の朝まで、で
す。EQI行動特性検査を受検していただく都合上、早めにご一報下さい。皆さんの
参加をお待ちしています!

 それではまた次号。

 実務上の疑問、質問、問題提起、私宛の叱咤激励のお便りなど、どうぞ、
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■PMP合格への道(2)■既にPMPを取得された皆様へ(再掲)

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 野村です。寒いですね。毎週東京と仙台を往復していますが、東京も仙台も、
すっかり寒くなりました。
 ところで、先日の試験対策へのご参加、ありがとうございました。今回は、他
社のコースも受講され、その後、不合格となり、弊社のコースに参加された方が
いらっしゃいましたが、おそらく、ちょっと変わった講師だな、と、思われたか
と思います(笑)。また、再受講な方もいらっしゃいました。弊社のコースは合
格しても、再受講できます。いつでもお越し下さい。

 さて、合格への道、二回目です。今回の合格までの道のりを説明した文章は、
これまでのものと比べる、かなり抽象的です。単に手順を示したりしていません。
今回は全体のスコープを示し、その一部を詳細に記述しています。

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■PMP合格への道(2)
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●PMP合格までの準備

 今回は、PMP合格までの準備について、です。PMP合格のためにどんな活動が
必要か、まず、プロジェクトスコープの大項目を洗い出します。経験的には、次
のような項目ではないかと思います。

  1.目標設定
  2.35時間のセミナー受講
  4.受験申請
  5.自習
  6.マネジメント

 では、一つ一つ、観ていきましょう。

1.目標設定

 まず、目標設定の前に、5年後のビジョンを確認してください。もし、5年後の
自分のビジョンが無いなら、作らなければなりません(5年でなくても、10年、
20年というビジョンでも全く問題ありません)。また、5年後の目標(同様に10
年後でも20年後の目標でも構いません)があれば、それも確認します。ここでい
うビジョンとは、「自分とその周囲が、どのような状態になっているか」です。
さらに、ビジョンへの道のり途中にPMP取得が来ておかしくないか、確認します。
 このビジョンを持っていないと、あるいは、ビジョンへの道のりの途中である
ことが確認できないと、PMP合格は非常に困難になります。なぜでしょうか?そ
れは、時間は未来から流れてくるからなのです。なにしろ、現在からの積み上げ
では、どこに行き着くか解りません。どうなりたい、という明確なビジョンが決
定していれば、そこに勝手に体が動くのです。そして、PMP試験合格が、その道
のりの途中の一つのマイルストンであれば、合格することができます。我々一人
一人の能力には大きな差はありませんが、ビジョンを持っているかどうか、で、
結果に違いが出てきます。何しろ私たちは、描いたビジョンにしか、到達できな
いのです。

 ちょっとややこしい話ですが、ビジョンを描く(確認する)ことと、PMP取得
がそのビジョンの手前にあっておかしくないかを、確認してください。

 もう一つ、PMP取得の根本的なニーズを確認します。PMP受験者には様々なニー
ズがあります。取らないと昇進できない、会社から命令された、完全に個人的な
自己啓発として、プロジェクトマネジメント標準を作るチームに配属された、
PMOに配属された、ジョブローテーションで暇になった、独立や転職のトリガー
として、現状をなんとかしたいと感じて、など、全く人それぞれです。まさに十
人十色というところです。

 このニーズについて、少しだけ深掘りをします。というのは、モチベーション
維持の方法を考えなければならないため、です。例えば、会社からの命令の場合、
(不合格やそれにまつわる)厄介なことを避けたいという気持ちだけで、受験す
ることになります。この場合、受験したとしても、苦しみしか残りません。ワク
ワク感が無いんです。であれば、新しい何かを獲得するように考えます。学習中
に新しい発見を得るでもいいですし、自分へのご褒美でもいいです。新しい発見
と、自分へのご褒美をセットにすると、よりモチベーションが維持されると思い
ます。こうした分析には、少し心の仕組みを知っておくべきですし、また、自己
を振り返る事も必要になると思います。

 ではようやく、目標設定です。「合格を目標にするのは当たり前じゃないか?」
と思われるかもしれません。しかし、「合格」が目標で十分でしょうか。確かに
達成すべきもの、ではありますが、一発合格と、3回までに合格、いつか合格、
では、全く意味合いが違ってきます。目標には、幅があります。この幅をはっき
りさせることは大切です。私は2回で合格という目標でしたが、実際、そのよう
になってしまいました。
 次に、その他の目標ですが、コスト、時間、人的資源、周囲の感情面などにつ
いて、同様に幅を持たせて決めていきます。コストはそれなりにかかってしまい
ます。時間も3ヶ月くらいは必要です。人的資源については、自分がPMP試験に
没頭している間、人に迷惑をかける可能性があるわけですが、それをどの程度ま
で許容するか、決定します。とはいえ、この説明では、まだ、計画全体について
の話をしていませんので、このあたりは追々決めましょう。案外、受験勉強の中
断は、周囲との関係で決まってきます(自分の意思だけではどうにもならない問
題というのが降りかかってきたりします)。

 ということで、次は、マネジメントについて書きましょう。計画そのものは、
そこに含まれます。 

 ご意見、ご質問をお待ちしています。

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○EQによる自己認識-14
リーダー、マネジャーにとって、かならず有益なコースと言えます。自分につい
てより深く観る事ができるようになるでしょう。ロジックに疲れたら、自分の心
を探ってみましょう。
2011年12月24日(土)
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注)EQI行動特性検査を受検して頂きます。遅くとも21日朝までにご一報下さい。

○【新コース】プロジェクト会議マネジメント
プロジェクトの多くの意思決定の局面は、会議の形式で行われます。何事もなく
進んでいるなら、会議はさほど重要ではありません。また、本当は意思決定が必
要なのに先送りしてしまうと、残念な結果になってしまいます。もう一度、会議
とその参加の仕方、どんなコンピテンシーが必要か、考えてみましょう。
注)日程は延期となりました!
http://www.meridionalis.com/pdu/Conference.html

 その他日程については、是非、【リクエスト】してください。調整します!

> >        http://www.meridionalis.com/misc/schedule.html
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■既にPMPを取得された皆様へ
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 既にPMPな皆様に質問です。
 PMPを目指す過程で、色々な本を読まれたかと思います。単に合格という事だ
けではなく、広い意味で、PMPになるには、どんな本を読んでおくべきでしょう
か?是非、読むべき本を、推薦して下さい。このメルマガに返信する形で構いま
せん。

 それではまた次号。

 本メールマガジン、PMP試験、PMP資格などについてご質問やご意見、トレー
ニング(セミナー)を受講されたかた、されていない方からの合格・不合格の報
告、PMP受験体験、私宛の叱咤激励のお便りなど、どうぞ、
pmpseminar@meridionalis.com までお寄せください。
 よろしくお願いいたします。
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【PMP試験対策 317号】
発行・編集元:有限会社システムマネジメントアンドコントロール
       system management and control, limited
       PMP EXAM PREP MAIL編集部
問い合わせ:03-5292-2185 pmpseminar@meridionalis.com
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2011年12月15日 (木)

■会議マネジメント往復書簡1(別メルマガから)

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PMP試験対策【殿堂入りメルマガ】               20111215
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■会議マネジメント往復書簡1(別メルマガから)
             有限会社システムマネジメントアンドコントロール
                      http://www.meridionalis.com/
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 野村です。今回は、プロジェクト会議マネジメントの講師である、十返さんと
の往復書簡を紹介します。

 これは、「PMPのための実践プロジェクトマネジメント」誌に連載するもので
す(二誌同一コンテンツです)。プロジェクトの様々な会議を楽しむためのコー
スです。明日の夕方までに、プロジェクト会議マネジメントの開催可否の判断を
行います。参加頂ける方はご一報下さい。

 あ、明日の試験対策に参加を検討されている方、最終申込は、今日の夕方です。
メールでお申し込み下さい。

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○EQによる自己認識-14
リーダー、マネジャーにとって、かならず有益なコースと言えます。自分につい
てより深く観る事ができるようになるでしょう。ロジックに疲れたら、自分の心
を探ってみましょう。
2011年12月24日(土)
http://www.meridionalis.com/pdu/EQ.html

○【新コース】プロジェクト会議マネジメント
プロジェクトの多くの意思決定の局面は、会議の形式で行われます。何事もなく
進んでいるなら、会議はさほど重要ではありません。また、本当は意思決定が必
要なのに先送りしてしまうと、残念な結果になってしまいます。もう一度、会議
とその参加の仕方、どんなコンピテンシーが必要か、考えてみましょう。
2011年12月23日(金)
http://www.meridionalis.com/pdu/Conference.html

 その他日程については、是非、【リクエスト】してください。調整します!

> >        http://www.meridionalis.com/misc/schedule.html
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■会議マネジメント往復書簡1
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 プロジェクト会議マネジメントの講師である十返さんとの往復書簡を開始しま
した。

----8X----8X----
十返さま

12月に開催される予定のプロジェクト会議マネジメントに向けて、ちょっと往復
書簡してみましょう。

ご存じかと思いますが、メールマガジンではこれまでも、外部の講師の方々と、
このような往復書簡の形式で、コースの考え方などを伝えてきました。

このプロジェクト会議マネジメントですが、元々の発案は十返さんから発せられ
たと記憶しています。まずは簡単で結構ですので、このコースの目指すところを
ご紹介頂ければと思います。

私の認識では、「数々の意思決定は、会議で行われる。その会議はマネジメント
されているか?」みたいなものだったと思います(これは私の目指すモノかもし
れません)。世の中には、計画され、実施されているけど、ハンドリングされて
いない会議や、会議参加に必要なコンピテンシーを考えずに参加するなど、課題
を抱えた会議が沢山あると思うのです。それらが、つまらない会議を生み出して
いるのではないか、と、思います。

このあたり、是非、ご紹介下さい。

----8X----8X----

 十返さんからの返信です。

----8X----8X----
野村さま

往復書簡のお誘い、大変嬉しく思います。
元々私と野村さんは、このメールマガジンのアーカイブを私がGoogleで見つけ、
不躾にも問い合わせのメールをお送りしたことで今に至ります。
そのせいか、今、例えば「徹子の部屋」や「テレフォンショッキング」など、
自分が長年見ていたテレビ番組に急に出演することになってしまったような、
奇妙な違和感と高揚感、そして緊張感に包まれています。
いくら後から編集できる文字ベースとは言え、何卒お手柔らかにお願いします。

さて、今回の「プロジェクト会議マネジメント」ですが、
私の中では、野村さんとの議論の中から生まれたアイデアと認識しています。

仰るように、私は「数々の意思決定は、会議で行われる。」と考えていました。
しかし、野村さん(恐らく議論のための反論だったと思いますが)は、
「数々の意思決定は、会議より前に行われ、会議は承認の場である。」と、
主張されたように記憶しています。

確かにPMBOKガイドで言う“非公式なコミュニケーション”は、重要です。
しかし、公式なコミュニケーションが、非公式なコミュニケーションよりも、
先回りされたり、役割が低くなったりするとは、私には思えませんでした。

その辺りから議論が始まり、何故そうした事態が発生するかの原因として、
会議そのもののマネジメント不全に行き当たったのだと思います。

それから、そもそも何故このような議論が始まったのかは、
率直なところ記憶が抜けているのですが(すみません)
誰か(あるいは私自身だったかも)の「会議が長くてつまらない」と言う、
比較的よくある愚痴に端を発したように記憶しています。

このコースの目指すところ…と言うより、私自身が目指すところとして、
「楽しく仕事をしたい」と言う強い想いがあります。
このコースでは、その手段の1つとして、以下の2点の提供を目指します。

・プロジェクト(あるいはプロジェクトマネジメント)を楽しむために、
 会議と言う(強力だが厄介な)ツールを活用する
・会議そのものを楽しむ

このコースでは、前者を中心に組み立てました。
後者を中心とすると、所謂ファシリテーション系と競合することもありますが、
会議や会議をマネジメントする過程で交わされるコミュニケーションについて、
もっと本質的に楽しんでいただきたいとの考えが根本にあります。
そのために、この講座は、実践を重んじた構成としています。

ところで、私は、個人的にスポーツ中継を見るのが好きですが、
会議もサッカーや野球のように解説があれば面白いかな?などと妄想します。
そして、プロジェクトにおける9回裏2アウト3ボール2ストライクの場面は、
やはり会議に訪れるのだと思う今日この頃です。
…もっとも、そんな会議に、実況アナウンサーと解説者が同席していたら、
煩わしくて仕方が無いと思いますが。

野村さんにとって、会議とは、何でしょうか?
あるいは、プロジェクトで、どのような役割を持っていると思われますか?
是非お聞かせいただければ嬉しいです。

----8X----8X----

 次号に続きます。
 それではまた次号。
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○PMP試験対策系講座
PMP試験対策
PMPを目指す、コアの要素、満載です。弊社フラッグシップコースです。一度落
ちた方にも、お勧めのコースです。
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PMBOKガイドにとらわれない、試験対策1日コースです。ですが、重点+とセット
のほうが、ずっと効果があるとおもいます。Content Outlineを題材にしていま
す。一度落ちた方は、このコースに手を出してしまうようですが、試験対策を受
講されたほうが良いように思います。
           2012年1月28日(土)
           2012年3月24日(土)
PMP試験重点対策+ 
本来、重点対策とセットのコースです。総復習と、四択以外の演習によるコース
です。四択だけ解く、暗記する、そういった学習方法だけでは十分ではありませ
ん。
           2012年1月29日(日)
           2012年3月25日(日)
実践プロジェクトマネジメント入門
           2012年1月14日(土)-15日(日)
○PDUs獲得系講座
EQによる自己認識  
           2011年12月24日(土)
Prj.会議Mgt.     
           2011年12月23日(金)
実践プロジェクトマネジメント入門
           2012年1月14日(土)-15日(日)

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